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設立趣意

設立趣意書

 建設産業は、より豊かで住みよい国づくりを担う基幹産業の一つとして社会資本整備に重要な役割を果たしていますが、今日の建設業界は制度の更なる改革が進められ、今後の経営の改善や新しい技術の導入による生産性の向上等の取り組みが必要であり、技術と施工管理水準の向上が極めて重要となっています。
 国土交通省では、建設工事の施工技術の向上を図る目的で昭和44年に「土木施工管理技士」制度を発足させるなど、技術者の位置づけが一層重要視されると共に施工管理技士の現場常駐の義務化などの活用が図られてきました。特に平成17年には「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が成立し、公共工事の入札において価格・品質・技術力などを総合的に評価する方向へと大きな転機を迎えています。
 このような状況のもとで、土木施工管理技術に関する幅広い情報の交換、技術研修、研鑚と社会的地位の向上および優秀な技術者の確保、育成と、その社会的評価の向上に努め、社会資本整備の推進と国民生活の向上に大きく寄与することを目的に「現場技術土木施工管理技士会」を設立する運びとなりました。
 関係各位の皆様には、この設立趣旨にご理解とご賛同のうえ、ご入会について格別のご高配を賜りますようお願い申し上げます。

会長  森井 淳司
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